ふたばの里

法人名:社会福祉法人希望の杜福祉会

事業所名:ふたばの里

〒970-0222  福島県いわき市平沼ノ内諏訪原2-5-7

TEL:0246-38-6777  FAX:0246-38-6777

Mail:futaba@kibounomori.or.jp

Website:http://kibounomori.or.jp/

事業所紹介写真

ふるさとに帰れる日を目指して。

 

 

楢葉町で、就労継続支援B型事業所として豆腐や豆乳ドーナツの製造などを行っていたふたばの里。震災発生の時間には利用者の送迎を行っていたので、そのままそれぞれの家に送り届けました。敷地内にあったグループホームは電気が通じており、そこで職員と送り届けることができなかった利用者は一夜を明かしましたが、避難指示が出たため、翌12日にはいわき市へ移動。通常であれば45分で来れる道が、その日は6時間以上かけての避難となり、その後もいわき市の体育館で避難生活が続きました。

 

いわき市で再開するにあたり、しばらく利用されていない建物だったことに加え、津波が浸水していたため、使用する施設を全面的に清掃しました。再開時には、楢葉町で活動していた際の利用者が半分以上を占めていました。当初は職員の数も不足気味でしたが、市外・県外へと避難していた人たちも、徐々にいわき市へと集まってきました。現在の利用者は43人、その大半が避難生活を送っている方々です。企業からの下請け作業を中心に、古紙回収作業やラスク製造、手づくり小物と缶バッジの製作販売を行っています。

 

楢葉町は2015年9月5日に避難指示が解除されましたが、復興公営住宅も病院もないため、すぐには帰還できない状態です。また、ふたばの里自体が、事業所を立てなおそうと建物を取り壊したタイミングで震災が起きたため、楢葉町に戻っても設備や施設を一から整えなければなりません。それでも、一人でも利用者の方が帰りたいと言えば、楢葉町に事業所を構え、自主生産品の仕事を始めたいと思っています。いつか自分の生まれ育ったふるさとに帰り、そこでまた日常を送ることができるようになれば。そう願いながら、「働く意味」「働く喜び」を感じられる事業所を目指し、今日も作業に取り組んでいます。