カフェスイートほっと

法人名:社会福祉法人ほっと福祉記念会

事業所名:就労継続支援A型事業所 sweet hot

〒963-8835  福島県郡山市小原田3-10-4

TEL:024-954-7760  FAX:024-943-5531

Mail:sweethot@silver.plala.or.jp

Website:http://www.hotfukushi.jp/

facebook:https://ja-jp.facebook.com/cafeSweethot

事業所紹介写真

郡山のこの土地に、根を下ろしながら。

 

 

2008年10月に就労継続支援A型事業所としてオープンした、カフェスイートほっと。3月11日はホワイトデーの直前、ご注文いただいていたお菓子の製造をしている中で、突然の大きな揺れが始まりました。お店の中は一瞬でパニックに。腰を抜かしてしまった利用者の方もいましたが、ピザ窯やオーブンといった調理器具もあるため、スタッフはまず安全を確保しながら、全員を落ち着かせることに集中しました。

 

電話もメールも通じない中、それでも利用者の大半のご家族はお店に迎えに来ました。残された利用者はスタッフが送り届け、施設長の岡部早苗さんが一人お店に残り、しばらく様子を見ていたということです。

 

お店が再開したのは、震災から約2週間が経った23日のこと。そのあいだは、カフェスイートほっとの母体が運営するグループホームに、お店に残った食材を移動させるなどしていました。

 

再開後、多くの人がお店のことを気にかけてくださっていたことに気づきました、と岡部さんは言います。「お店に電気をつけたら、近くのお家の方から、大丈夫でしたか、と声をかけていただきました。また、他の事業所さんからも食べ物を持ってきていただいたりなどして、周りの方々に応援していただいていることを実感しました」。

 

震災直後は情報が入ってこなかったこともあり、原発付近の自治体に避難指示が出ていることも知らなかったという岡部さん。しかし、時間が経つに連れ、福島の深刻な状況が伝わってきました。「被災されて動けない人たちがいる。このような状況で、私たちから動かないでどうするの、という思いに駆られていました」。そこから今回の協働プロジェクトへとつながり、またカフェスイートほっととしても、2015年4月から菓子工房を設けるなど、新しい取り組みを行っています。震災後に蒔いたさまざまな種の芽が、そろそろ顔を出す時期に来ています。