多機能型事業所 田村

法人名:社会福祉法人福島県福祉事業協会

事業所名:多機能型事業所 田村

〒963-4114  福島県田村市大越町牧野字堺68-2

TEL:0247-85-3988  FAX:0247-85-3880

Mail:tamura@ffk.jp

Website:http://ffk.jp/tamura/

事業所紹介写真

厳しい避難生活。それでも前を向いて。

 

 

利用者の方に就労の機会、日中活動の場を提供するとともに、生産活動や生活習慣の自立を促し、個々人のスキル向上を目標に事業を行っている多機能型事業所田村は、原発事故以前、避難区域のすぐ外側にある事業所を構えていました。

 

多機能型事業所田村を運営管理している福島県福祉事業協会は、主に知的障がいのある人たちの要望に添った、さまざまな施設を運営しています。震災前には合計23事業所で、850名もの利用者の支援を行ってきました。しかし富岡町の施設はすべて福島第一原発から10km圏内にあったため、原発事故によって大人数での避難生活が始まりました。

 

その後も川内村から田村市へと避難は続きました。多機能型事業所田村は40人施設の事業所ですが、3月14日には利用者が220~230人、職員が30~40人、合計で250人ほどが避難をしてきました。トイレも足りず、厨房設備もなく、お風呂もない場所での、キャパシティを超えた避難生活。地元の方々から調理器具を借り、食材の提供を受け、それで食事を提供しましたが、風呂がないため衛生面でも厳しい環境となってしまいました。

 

利用者も職員も極限状態となった3月下旬、新聞に掲載されたことをきっかけに、千葉県鴨川市の亀田総合病院から連絡が入り、鴨川市へ避難することに。そこから10カ月ほどは、鴨川市「鴨川青年の家」での避難生活を送りました。

 

現在の多機能型事業所田村は、生活介護で11名、就労継続支援B型で27名が通所しており、就労支援B型の中には、被災したグループホームから通っている方もいます。どのような状況であれ、いきいきとした日常生活、社会生活を営むことができるよう、全員で頑張っています。